その他登録であっても、ひとりの社労士として発言しなければならない
「その他登録社労士」としてブログを立ち上げて、早いもので1週間が経ちました。
現在、会社員として働いている私は、社労士としては何もしていません。
しかし会社勤めをする中で、様々な労務に関する問題や、疑問に感じることを日々目にしています。
元々私は、それらの問題や疑問について、登録社労士のひとりとしての自分の考えなどを書き、まとめていこうと思い、このブログを立ち上げました。
これは将来開業した時のためでもあり、また、「社会保険労務士」という労務関係の専門家の啓蒙に、ほんの少しでもお役に立てるよう努力しようと考えたからでもあります。
労働問題について、社労士たる者うかつには書けない!
繰り返しますが、その他登録とはいえ、私も社労士のひとりです。
しかし会社ではそのことを公表していませんので、たまにいる「労働法規にちょっと詳しい普通のサラリーマン」のひとりです。
- 「そんなことしたら残業代未払いになっちゃいますよ」とか、
- 「注意しても聞かないなら、就業規則に従って懲戒処分にしたら?」、
などと、気軽に発言したりもしています。
しかしこれは、普通のサラリーマンだからこそできること。このブログ上では「社会保険労務士」を名乗っていますので、気軽に自分の考えを書くわけにはいかないことに気が付きました。
このブログでの私の書き込みは、「社労士の書き込み」になります。
あまりに不適切な情報発信があれば、職業倫理に反する非違行為として指導対象になります。
最悪の場合、社労士法に定める処分を受ける可能性まであります。
この「気軽に発言できない」ことすらも、社労士その他登録のメリットと考えましょうか
「なんだ、自由に発言もできないなら登録しない方がいいじゃないか」と思われる方もいるでしょう。
でも、私の考えは違います。
「社労士として無責任な発言ができない」という縛りの中でこそ、意味のある発言ができると、今、実感しています。
この領域、心境には、登録しなければ絶対に到達できません。
無理してでも登録して良かったと、今あらためて感じています。
(低い境地で、お恥ずかしい限りですが・・・)
それでも頑張って、少しずつ書いていこう
このブログの開設準備をしているときは、「ネタはいくらでもある。あっという間に50や100の記事くらい書ける」と思っていました。
- 就業規則
- 残業問題
- 試用期間の考え方と実際
- 退職勧奨について
- 服務規定について
- 業務命令は断れないのか
- 退職金の考え方
- 退職後の生活について
- 賃金制度と評価制度について
- ・・・などなど
本当に書きたい事は、山のようにあります。
ひとりの社会人としての自分の考えだけであれば、ひとつにつき、30分か1時間くらいあれば書けてしまいます。
しかし、それが「社労士として適切な発言か?」と言われると自信がありません。
しっかりと研究し、熟慮を重ねたうえで、ひとつずつひとつずつ丁寧に記事を書いていくことにします。
いち社労士として。
「社労士」関係の記事一覧
こんな記事も書いています。
- 社会保険労務士「その他」登録のすすめ
- その他登録でも、社会保険労務士バッジ(徽章)持っています。
- 社会保険労務士登録証(賞状みたいなやつ)。A3 サイズに切ってしまいました
- 職印も作ってしまいました。丸印と角印、使う予定はありませんが
などなど、
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