事業用の銀行とクレジットカードは、念のため在職中に準備しておこう

公開日:   最終更新日:2020/03/29

独立開業は、まだまだ先の話です。
それでも会社員のうちに、しておかなければならないことがあります。
それは、銀行口座とクレジットカードを作っておくことです。

1.事業での売上用の口座は、個人の口座とは別に作る
2.事業での支払いも、できればその口座で行うと管理が楽
3.クレジットカード払いしか選べない支払いもある

このうち、1.は必須です。
売上を管理するためには、事業用の口座が「ほぼ必須」となります。
事業の売上を私用の口座に入金することは、絶対に避けなければなりません。
事業収支の把握ができなくなってしまいますし、万一税務調査でも入ろうものなら「ずさんな管理」と見なされ印象最悪です。
帳簿をちゃんと付けていたとしても、実際の売上と照合することすらできなくなってしまいます。

それに対し、2.と3.は絶対に必要という訳ではありません。
経費の中には、交通費や事務用品(文房具など)など、現金で支払うものが必ずあります。
そのためだけに財布を事業用と個人用の二つに分けて、いつも持ち歩くことは、決して現実的ではありません。
ということで、事業での経費の全てを銀行口座のみで管理することは、現実的にはできません。
しかし、支払いもできるだけ同じ口座で行った方が管理が楽なのは確かです。

支払いをさらに同じ口座でまとめるためには、クレジットカードも必要になります。
レンタルサーバーの支払いや、一部のネットでの契約など、クレジットカード払いが事実上必須の物が少なからずあります。
銀行口座は退職してからでも作れますが、クレジットカードは現役時代の方が審査が通りやすいのです。

事業用の銀行&クレジットカードはどこで作ろうか、悩みに悩んでいます

前置きが長くなってしまいましたが、事業用の口座と、できればクレジットカードを用意しておきたいと、ずっと考えていました。
今年に入り、将来の独立開業を現実に考え始めてから、ずっと悩んでいます。
考えてもキリがないので、ここで記事にまとめながら、更新していきたいと考えました。

気楽に考えて、失敗したと思ったら解約して乗り換えればいいのは分かっているのですが、できるだけ無駄な口座や手続きは行いたくはないのです。

支払の管理をしようと思えば、ネットバンクでは不十分

売上だけ管理するのであれば、ネットバンクなどでも十分ではないかと考えていました。
当初検討していたのは、下記の2行です。

・楽天銀行
・セブン銀行

楽天銀行は、クレジットカード機能付きのキャッシュカードを作れるからです。
カードの枚数は、あまり増やしたくありません。
セブン銀行は、単にATMが多いからです。
クレジットカードこそありませんが、デビット付きキャッシュカードが選べます。
ジャパンネット銀行も好きなのですが、私用で使っているので残念ながら事業用には使えません。

しかし、これらの銀行には大きな欠点、支払いの口座管理ができないことが分かってきました。

ネットバンクなどでは、社労士年会費の銀行引き落としができない。事務所家賃は?電気代は?

銀行口座で支払いを管理するとしたら、毎月毎年の支払いは銀行引き落としにしないと意味がありません。
社会保険労務士の年会費は、古くからある都銀や地銀、信用金庫などでないとできないのが大きなネックです。
また、近所の賃貸マンションを借りて事務所を開く私の夢のためにも、家賃や光熱費の自動き落としができなければ困ってしまいます。

そうなると、自営業らしく地元の信用金庫かゆうちょ銀行、または都銀という選択肢になります。
支店の多い信用金庫か、クレジットカード付キャッシュカードの選べるゆうちょ銀行か都銀か、どれも一長一短です。

ネットバンク一行と、信用金庫か都銀のどちらかを選ぼうと思っています

結局決めきれていません。
しかしこの記事を書くことで、少し整理は出来てきました。

年内には結論を出して口座を開設し、この記事を更新したいと思います。

決めました!開設しました!個人事業主ならやっぱり信用金庫!

ということで結局、信用金庫で事業用口座を作りました。
>> フライング気味に事業用口座を作りました。個人事業主なら信用金庫!


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