その他登録は住所地登録だから。県会も支部も選べない変わらない幸せ

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社労士になるためには、社労士名簿に登録されることと同時に、都道府県社会保険労務士会に入会することが必要です。

この「登録即入会制度」によって、社労士は全国47都道府県のいずれかの社労士会に入会します。そして入会と同時に、その県にいくつかある「支部」に所属します(全国すべての県社労士会に支部があるのかどうかは知りませんが^^;)。

この所属する県社労士会と支部は、選ぼうと思えば選べなくもありません。
登録の手続きは、入会することになる県社労士会を経由して行います。

  1. 開業登録なら事務所の所在地で登録
  2. 勤務登録なら勤務先の所在地で登録
  3. その他登録なら住んでいる所で登録

私は、住んでいる所とは違う県にある会社に勤めています。ですから勤務登録を選んでいたら、違う社労士会に所属していたことになります。

そして無謀にも開業登録を選んでいたら、それこそ日本全国から好きな社労士会を選べていました(どうやって事務所を借りるのか、どうやって通うのか、という問題はありますが^^;)。

私は最初から「その他登録」の一択でしたので、悩む必要もありませんでしたがw

県会も支部も変わらない幸せ。そして変えられる幸せ

私は小さいながらも、自宅マンションを持っています。もちろんここが住所地です。この住所地のある県社労士会に入会し、住所地のある支部に所属しました。

自分の所属する県社労士会のことしか知りませんし、もちろん他の支部のこともまったく分かりません。

分かってきたのは、社労士会によっても支部によっても、運営方法や考え方が結構違うということだけです。

それでももう、今の社労士会と支部に7年以上在籍しています。ほとんどの活動に参加しない立派(?)な幽霊会員ですが、それなりに愛着も沸いています。支部長さん、お世話になりました。県社労士会の事務員さん、お元気ですか? その節はありがとうございました。

そんなわけで、私は今の支部を離れる気はありません。

もし勤務登録であったなら、退社すれば今の支部にはいられなくなります。でも、住所地を登録する、その他登録にはそんな心配はいりません。将来、開業登録するときも、もちろん今の支部内で事務所を探しますから所属支部は変わりません。

私は幸せです。

もし不幸にも、今の支部や社労士会が気に入らなければ、違うところに事務所を構えればいいだけですね。

大きい支部は、小さい県の社労士会よりデカい。支部もいろいろ

私の所属する支部は、100人ちょっとです。行事や支部活動にはちょうどいい大きさだと勝手に思っています。組織は150人を超えると、名前と顔が一致しなくなり、統治が難しくなると言われていますね。

全国社労士の1/4にあたる 1万人を抱える東京都社労士会には、社労士800名以上を擁する新宿支部なんてものすごいところまであります。

一方、20名程度の小さな支部も、日本にはたくさんあります。こうなると、みんなが顔見知りですよね。何をしてもしなくても、思いっきり目立ちますよね。行政協力とか役職の持ち回りとか、どうなのでしょうね。

私は・・・今の支部がいいなw

いずれは今の支部で開業して、いずれまた、その他登録に戻るかな?

いずれは開業登録する予定の私ですが、その後は分かりません。

維持費が捻出できず、事務所をたたむことになるのかも。
稼ぎに稼いで貯めに貯めて、もう働かなくてよくなるかも(←これはないな^^;)
何とかやっていけたとしても、いつかは体力気力も尽きるでしょう。

そうしたらまた、その他登録に戻りますよ。

所属する社労士会も支部も、ずっと同じで終わりそうですねw


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