試験合格は一生もの。登録も退会も、いつでも何度でもOKですが・・・

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私が社労士登録をして、丸5年が経とうとしています。
(「その他」登録ですが、・・・最近では、勤務「等」の方が聞こえがいいですか?)
5年といえば、運転免許の「ゴールド免許」でも更新の時期を迎えます。
しかし、社労士の登録には「更新」制度はありません。
それでは「社労士資格」は一生ものかというと、残念ながらそうではありません。

毎年納める会費が払えなかったりすれば、社労士会を退会しなければならなくなります。
そうすると、「社会保険労務士」ではなくなります。

社労士試験の合格、「社会保険労務士となる資格」が一生もの!

社労士試験に合格して社労士会に入会すれば、晴れて「社会保険労務士」となります。
その後、社労士会を退会すると登録が抹消されてしまうのですが、その場合でも「社会保険労務士となる資格」は失いません。

お金さえ払えば、いつでも再登録ができます。

有効期限もないから、いつ登録しても大丈夫なのは大丈夫です

またこの「社会保険労務士となる資格」、有効期限もありません。
「何年以内に登録しなければ合格は無効になる」なんてことはありませんので、安心して登録しないでいても大丈夫です。
「大丈夫なのは大丈夫」なんて回りくどい言い方をするのは、私にはできなかったからです。
社労士になりたくてなりたくて試験を受けて、落ちて落ちてやっと受かった私は、一日でも早く登録したかったのです。

2年の実務経験がなくて、登録できない方もいるでしょう。
仕事が忙しくて、実務経験の代わりとなる事務指定講習を受けられない方もいるでしょう。
それでも何とかしましょう。何とかなるものです。
>> 人事や総務でなくても大丈夫。社労士登録に必要な実務経験を積む方法

運転免許のように更新もないから、登録しないでいるには勇気がいります

中小企業診断士のように5年で更新があり、常に最新知識を維持する必要がある資格もある中で、更新制度のない社労士はいいなあ、という声も聞こえてきます。
確かに社労士試験に一度合格してしまえば、いつでも登録できて、社労士になることができます。
若いうちに試験に合格し、「定年後に第二の人生を社労士で」という方もいらっしゃるかもしれません。
ただし、社労士となることと、社労士という資格を活かして仕事をすることは、全く別物です。

・毎年のように行われる法改正
・どんどん変わっていく働き方と、世間の目
・社労士業界にも訪れているIT化の波

社労士会に属さずに、自分が社労士でない時間を過ごす勇気は、私にはありませんでした。

定年後開業し、年金に頼った「ほぼ名ばかり社労士」を目指す私ですら、登録してしまいました

将来にわたって「社労士」を名乗り続ける以上、最低限の知識は必要だとの思いです。
「えーっと・・・、確かに聞いたことはありますので、確認しておきます」と言える程度の、ぼんやりした知識くらいは保っていたいのです。

社労士試験に合格された若い方たちは、きっと将来の独立開業を夢見ていることと思います。
モチベーションを維持するためにも、登録して社労士を名乗ることをおすすめします。

「その他」登録もありますしね。


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