社労士試験の申込みが始まります。今年こそスパイラルから抜け出そう

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もうすぐ平成30年度(第50回)社労士試験の受験申込みが始まります。

今年は、第50回という区切りの試験になるのですね。
すでに「社会保険労務士試験オフィシャルサイト」では、受験案内と受験申込書など必要書類の請求方法が案内されています。

>> 社会保険労務士試験オフィシャルサイト

試験の詳細は、平成30年4月中旬に公示予定です。
今年も例年通りなら、8月下旬の日曜日に試験があり、11月上旬に合格発表となるのでしょう。

受験の申込みは、5月31日が締め切りです。
また毎年訪れる、今年のスケジュールが決まる時期になりましたね。

毎年毎年繰り返される受験生の1年

一発合格をつかみ取るほんの一部の方を除いて、受験生は同じ1年を何度も繰り返します。
もちろん私も、この繰り返しの中にいました。

  • 1月 合格祈願の初もうで
  • 2月 勉強方法に迷いだす
  • 3月 残り半年あせりだす
  • 4月 願書は一応入手する
  • 5月 願書提出、今年こそ → ★
  • 6月 直前模試で一喜一憂
  • 7月 出題予想に右往左往
  • 8月 試験本番、勝負の日
  • 9月 自己採点で五里霧中
  • 10月 救済予想に神だのみ
  • 11月 合格発表で泣き笑い → ☆
  • 12月 来年こそはと大晦日
  •    (1月に戻る)

人によって感じ方は、少しずつ違うかもしれません。
でも受験生の多くは、この永遠に続きそうなスパイラルの中にいます。

私は幸運にも、3周で抜けることができました。
これが「たった3周」だったのか、「3周もかかった」のかは今も良く分かりません。

永遠とも思えたこのスパイラルから、抜け出す機会は年2回

今振り返ってみると、このスパイラルから抜け出すことができるのは、1年の内にたった2回しかなかったように思います。

☆ 11月の合格発表

ここで朗報を聞くことができれば、もちろん脱出です。
そしてもう1回は↓ここです。

★ 5月の願書提出

願書を提出しない、イコール、受験をあきらめる、という選択肢がありました。

合格と不合格は紙一重。何度も受け続ければ、いつかは受かる・・・かもしれない

  • 1年目、ひと通り勉強し、意外と解けたけれども、1点足りず
  • 2年目、意欲高く勉強し、絶対の自信でのぞむも、1点足りず
  • 3年目、もはや惰性だけ、手ごたえもなかったが、なぜか合格!

1年目のラッキー得点に舞い上がって、少しこの試験を甘く見てしまっていたようです。
完璧に仕上げたつもりでのぞんだ2年目で、この試験の奥の深さに泣きました。

知っているところが出題されたら解ける。
知らないところから出題されたら運任せ。

そんな当たり前のことに気付いた私は、半分開き直りました。
受け続ければいつかは受かると長期戦を覚悟し、同時にいつまでも受からない可能性もあるという不安と共に過ごした3年目でした。
勉強に身が入らなかったことが多かったし、試験前は不安しかありませんでした。
>> 社労士試験の合格体験記「いつか受かるから、あきらめない」

独学で、勉強仲間もいなかった私が、4年目、5年目を無事に迎えることができたのかどうかは分かりません。

受験しなければ合格することもない。当たり前のことですね!

社労士試験の合格率は、ひとケタです。
>> 平成29年社労士試験合格発表。合格率は6.8%に戻り、来年は受験者増?

目指した方の、全員が受かる試験ではありません。
夢をあきらめ去る人の方が、多いのです。
気楽に「いつかは必ず受かるから」なんて、とても言えません。

それでも私は、社労士になれてうれしいです!
途中であきらめなくて、本当によかったです。

受験生のみなさん、がんばってください。


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