「自由な働き方」ができる自信はないけれど。定年後の独立開業なら?

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働き方改革が進んでいますね。

テレビや新聞雑誌で紹介されるような、うらやましいくらい自由な働き方をしている方が増えています。
そんな会社が、少しずつ少しずつ増えています。

在宅勤務に自由出勤、
働き方の選択制や副業奨励、
離職後再就職制度・・・などなど

そんな会社は、大体が勝ち組と呼ばれています。
勝ち組だからこそ、働き方改革に取り組む余裕が生まれる、という見方もできますね。

どうせ働くなら、そんな会社に入りたいものです。

実際、就活の現場でも、「自由な働き方を選べる会社」や「残業のない会社」は、みんなが入りたがるから競争率も高いです。
またそんな会社の多くは、「新卒にはこだわらず中途採用にも積極的」となっていますから、優秀な人材がますます集まります。

いい人材が集まり、ますます勝ち続け、どんどん働き方改革も進みます・・・

というのは、あくまで外から見た話なのかもしれません。

自由出勤や在宅勤務で、私には働ける自信はありません

私は、意思が弱いです。
基本的には怠け者です。

自分で自分をコントロールして、働き方を決める自信はありません。

決められた時間に出社し、与えられた業務をこなすことは、そんな私にとって一番楽なのかもしれません。

会社に行きたくない日もあります(・・・ほとんど毎日かもw)。
体調が思わしくない日もあります(・・・これも最近は常にw)。
それでも私は、会社へ向かいます。

イヤイヤですが結果的には働きますから、無事に給料をもらえます。

それが、「働きたいときに働き、それで求められた成果をあげる」ですって?
・・・私には無理です。

この自由な働き方で成果を残せる人は、きっと意志が強く、自分自身を上手にコントロールできるのでしょう。
そんな人が、もし昔ながらの古い体質の会社に入っていても、それなりに社内で振る舞うことができて、またそれなりの成果を残すのでしょう。

怠け者の私にはできない「自由な働き方」ですが、いずれ当たり前になるのでしょう。
長い年月が流れる中で、社会標準となるのでしょうね。

それは歴史が証明しています。

週休二日制も、長い時間がかかりました

その昔、週休二日制が導入され始めたころ、中小企業は嘆きました。

「あれは大企業だから出来るんだ」
「大企業が土曜日に休む分、中小企業にしわ寄せがくる」
「大企業は金曜日に下請けに、月曜朝までによろしく、って言ってくる」

昭和の時代から考えれば、30年?40年?
いったいどれくらいの年月がかかったのでしょうか。

今では中小企業でも、週休二日制が当たり前の時代になりました。

今では当たり前のクールビズも、時間がかかりましたね

「クールビズ期間中なので、ノーネクタイで失礼します」という挨拶も、もはや死語になりました。

クールビズ導入直後は、

「取引先全てがクールビズを導入したら、うちの会社も検討する」といった会社や、「ネクタイをしなくてもOKというなら、ネクタイをしていてもOKでしょう?」という頑ななサラリーマンもたくさんいました。

(私もそのひとりですw・・・「暑苦しいからネクタイ外せ!」と怒鳴られましたw)

最近ではクールビズとは関係なく、冬でもノーネクタイのサラリーマンも増えました。

政府が旗を振り、上場企業が従うまでは、わりとすぐです。
でも、それから社会標準となるには、少し時間が必要です。

それでも私は起業します。自分でルールを決めてがんばります。

なんとなく話は矛盾しますが、「自由な働き方」、やっぱりあこがれますね。

そんな私は、いずれは社労士事務所を立ち上げることを夢見ています。

  • 9時始まりの16時終わり、昼休憩1時間で1日6時間勤務
  • 土日祝が休みで、公立学校並みに警報が出たら特別休暇

意思の弱い私としては、自由出勤を導入する気にはなりません。

でも、これではいかにも儲からなさそうですね。

ですから定年後か、それに近い時じゃないと開業できないのですよw


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コメント一覧

  1. yuuko より:

    平成最後に合格した者です。
    ブログ楽しく読ませていただいてます。
    「その他登録」の大先輩
    これからもよろしくお願い致します。
    思わず、コメントしてしまいました。

    • その他登録の社会保険労務士 その他登録の社会保険労務士 より:

      yuukoさん、コメントありがとうございます。

      ブログ拝見しました。
      合格おめでとうございます!
      事務指定講習もがんばってください。

      「大先輩」というのが喜ぶべきところなのか微妙ですがw、こちらこそ今後ともよろしくお願いします。