著作権法違反に注意!本当は怖いブログに商品写真や画像を掲載すること

公開日:   最終更新日:2019/11/04

私のこのブログ、写真や画像がとにかく少なく、文字だらけです。
読んでいても楽しくなかったり、分かりにくかったりしたら申し訳ありません。
しかし、写真には権利上の問題がついてまわりますので、どうしても慎重にならざるを得ません。
私は怖くて、気軽に写真や画像をアップする気にはなかなかなりません。

人物写真の肖像権や、他人のブログなどから画像を転載する場合の著作権は、みなさんもご存知でしょう。
そんな危険なことは、もちろん私もしないように気を付けています。
本当は行いたいけど、ガマンしているのが商品紹介です。
特に、メーカーHPに載っている商品写真。
ネット通販のサイトでも、いくらでも同じものが使われています。

商品写真を、メーカーHPからコピーしてブログに掲載することは、違法であることを覚えておきましょう

これらのメーカー公式の商品写真は、個人のブログやネットオークションなどでも、ガンガン使われています。
大手ネット通販なら、何らかの契約を交わしている可能性もありますが、個人が個別に使用許諾を得ているとは考えられません。

商品写真も立派な著作物です。
引用の条件を満たさず、勝手に使用すれば、著作権法違反です。
違法ですが、著作権法は親告罪(権利者が告訴しないと刑事罰に問われない罪)なので、罪に問われていない状態なだけです。

商品紹介が善意であり、宣伝にもプラスになるのでしょうし、販売サイトなら売上にもつながりますから告訴などまずしないでしょうが、違法行為であることは確かです。
私は、やめておきます。

購入した商品を自分で撮影するなら、基本的にOK。ただしあくまで「基本的に」です

購入商品は自分のものですから、それを自分で撮影してブログに載せても、基本的に大丈夫です。
ただし、大丈夫なものは「工業製品」に限ります。
鑑賞対象としての美術品や、キャラクターなどが入っていると、また違う問題が発生します。
しかもこれは著作権法の話であって、他の法律までは考慮に入れていません。
例えば、商標法や不正競争防止法などに引っかかる(抵触)可能性もゼロではありません。
極端な例でいえば、大きく超有名ロゴの入ったタオルなどを撮影し、その画像をブログの目立つところに大きく配置する行為などはどうでしょうか。
そのサイトに広告が掲載していたり、アフェリエイトを行っていたらどうでしょうか。

私もここ以外のブログでは撮影した商品を紹介したりしていますが、少なくともこのブログではやめておきます。

Amazonアソシエイト・プログラムの画像なら、ブログに掲載しても大丈夫

Amazonアソシエイトなどのアフェリエイトの画像は、商品を紹介して販売サイトへ誘導する限りにおいて使用可能なのだそうです。
何か問題があったときは、メーカーとAmazonさんとの話になります。
私は、合法的に公式写真を使って商品を紹介したいがために、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。
>> ZITANGを事務所に置きたい

まだ、ひとつしか商品の紹介ができていませんが、そのうちにまた紹介していきたいと思います。


応援ありがとうございます→ にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ

スポンサーリンク

関連記事-こちらもどうぞ

コメント一覧

  1. nishimura より:

    著作権に関して、興味深い意見が読めて
    非常に役に立ちました。ありがとうございます。

    料理のブログを始めたnishimuraと申します。
    (応援リンクを押しておきました)

    私も料理の紹介にあたって
    商品パッケージを載せようかどうか調べた際に
    判断が難しいと思ったので、Amazonのリンクを
    貼るくらいにしておこうと思いました。

    私自身も気をつけたいと思ったので
    このブログに書いてある文章を一部参考にしたいと考えています。料理ブログに著作権のことを纏める上で、一部分を引用しても大丈夫かどうか
    許可をとりたいのですが、問題ないでしょうか。
    (コピーライト表記があったので)

    • その他登録の社会保険労務士 その他登録の社会保険労務士 より:

      nishimuraさん、こんにちは。
      応援ありがとうございました。

      「転載」には許可が必要ですが、「引用」は引用ルールにさえ従えば許可はいりませんよ。
      もちろん私の文章でよければ、どんどん引用してください。

      著作権、むずかしいですよね。
      今後とも、よろしくお願いします。