証票を入れる赤い手帳?は警察手帳のように見せるものではないらしい

公開日:   最終更新日:2018/07/15

この赤い手帳のようなものは、その他登録の私が必要もないのに揃えてる数々の品物とは違います。
社会保険労務士なら誰もが持っている、全国社会保険労務士会連合会の支給品です。
せっかく手帳っぽいので、A7サイズの市販のノートを挟んでみました(ふたつめの写真、写りが悪くてすいません)。
サイズ感が微妙ではありますが、何とか使えそうです。
ちなみに、必要もないのに揃えてる品物の数々はこちらです。

この「赤い手帳のようなもの」、社労士としての身分証入れです

登録して社会保険労務士になると、社会保険労務士証票と一緒にこの赤い手帳のようなものが送られてきます。
その後、登録した県会から会員証が送られてきますので、この赤い手帳にはさんでいます。
表紙を開くと、透明のポケットが差し込まれており、一方に「会員証」、もう一方に「社会保険労務士証票」と印刷された紙が入っています。
すなおな私は、もちろん指定通りに入れています。

5年間で使ったのは一度だけ。倫理研修の時に受講した証明のシールを貼ってもらいました

その他登録であり、社労士業務を行っていない(正確には行えない)私には、残念ながらこれを使う機会に恵まれていません。
しかしただ一度だけ、5年に一度の倫理研修があったときにだけ、これが活躍しました。
倫理研修にはこれを持って行って、研修記録を付けてもらいます。

次の倫理研修が、これの二度目の出番です。

開業社労士も使わない?少なくとも私は見せられたことはありません

この赤い手帳?、写真でお分かりのように、「社会保険労務士」の金文字に、真ん中に社労士マークが入っています。
登録社労士の証(あかし)です。

将来開業したならば、常に携行しなければいけないものだとばかり思っていました。
ところが、そうでもないみたいですね。
それか私が見せられたことがないだけで、実は社労士の先生は必ず持ち歩いているのでしょうか?

胸ポケットにこいつをしのばせて、ちらりと見せて「社労士です」とは言わないらしいですね

考えてみれば当然かもしれません。
何かもめ事が起きているときに、「待て待て待てー」とやってきて、

「ちょっと待った!何事ですか」
「何ですか、あなたは」
「通りすがりの社労士です」

なんてシーン、あるわけないですね。
社労士の先生と知ったうえでお呼びして、相談などをするわけですから名刺交換で十分です。

労働基準監督官が、事業場への臨検(立入調査)するのとは、わけが違います。

名刺入れと兼用か、手帳と兼用か。考えましたが要らぬ心配だったようです

最初にご紹介した写真の、A7ノートをはさんでいる姿は、常に持ち歩かなければならないのでは?と考えていたころのなごりです。
スーツの内ポケットがこれで埋まってしまうならば、名刺入れを入れるところがなくなってしまいます。
名刺入れとの兼用も考えたのですが、いただいた名刺は名刺入れを座布団がわりに敷くように教わった世代の私、それはできれば避けたいところです。
仕方なく手帳と兼用させようかと、いろいろ考えていたのです。

まあこれはこれで、持っているだけでうれしいものなのです。

(追記)本名が分かりました!「社会保険労務士証票ケース」です

この記事を書き終えた後、あらためて中身を見ていると最終ページに、「この社会保険労務士証票ケースを~」という記載を発見しました。
やっぱり手帳ではなかったのですね。


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