私が社労士を目指した、今となっては恥ずかしい理由

公開日:   最終更新日:2019/01/14

ブログタイトルでもお分かりの通り、私は社会保険労務士です(ちなみに「その他」登録です)。
登録から今年で、5年目を迎えました。
もともと私が社会保険労務士を目指した理由は、今考えると誠にお恥ずかしい話なのですが、何かしらの参考になれば幸いと思い、ここに書いて残しておきます。

小さいころから独立開業できる「士業」に憧れていましたが・・・

私は、確か小学生低学年の頃からだったと記憶していますが、独立開業できる「士業」というものに憧れていました。
当時世間は高度経済成長に沸き立っており、みんなが満員電車にぎゅうぎゅうに押し込められて会社に向かう時間に、私は自宅の事務所でゆったりと朝を迎えます。。。。
そんなことばかりを考えるダメな子供でした。

ところが成長するにつれ、現実というものを目の当たりにして、夢を忘れていったはず、だったのですが・・・。

  • 小さい時は士業に憧れていた(単に自由そうだったから)
  • 学生時代は理系だったので、弁理士試験なんかを受けたりもした
  • 世間の仕組みを知るにつれ、独立して働くことの厳しさが怖くなり、
  • 同時にサラリーマンのメリットや生きやすさに気づき、普通に就職
  • サラリーマン生活の中で芽生えた将来の夢が、楽隠居での年金暮らし
  • 定年退職後、無職やバイト暮らしより、「個人で士業やってます」の方が世間体がいいぞ!
  • そうだ何か資格を取ろう。独立開業して、生涯現役を名乗るんだ!

40歳半ばを迎えてからの、なんと安易な思い付き!

そうなのです。
私が社労士を目指したのは、定年後の世間体(プラス自己満足)のための安易な思い付きからでした。

「さあて、何の資格を取ろうか」と考えました(平成20年頃のお話しです)。

  • 「個人で士業やってます」というからには、独立開業できる資格
  • 世間体のためには、ある程度知名度のある資格が欲しい

と、ここまで考えると、ある程度候補が絞られてきます。

  • 弁護士 →無理!
  • 司法書士 →難しそう
  • 税理士 →「目指したけど挫折した」って方を何人も知っている
  • 弁理士 →試験制度が変わって難易度は下がったらしいが、過去のトラウマが・・・

となるとねらい目は、社会保険労務士、行政書士あたりか。

  • 行政書士は開業のために、看板を掲げる必要がある →マンション住まいでは自宅開業は厳しい
  • 行政書士は開業のために、ちゃんとした事務所を構えているか確認にもくるらしい →大変かも
  • 行政書士は登録料が高く、会費も高い!
  • 社会保険労務士は登録料や会費がリーズナブル(その後値上げされたようで、登録時に泣きましたが・・・)
  • 社会保険労務士は、事務所に看板を出さなくてもOK、→バーチャルオフィスなんかでもOK。自宅マンションでも大丈夫かも
  • 私のもうひとつの将来の夢、楽隠居での年金暮らしのためには、年金や社会保険の知識が必要だ!

ここまでくれば、「社会保険労務士」の一択です!

うかるぞ!社労士

早速本屋さんに飛んで行き、人気の参考書である「うかるぞ!社労士」シリーズを購入しました。
社労士試験はマークシート。共通一次試験世代の私なら、何回か挑めばそのうち受かるだろうと甘く甘く考えていました。
「1423の法則」や「三連続同選択肢無しの法則」、大学受験時代に培ったマークシートテクニックというものをお見せしよう、などと不遜に笑っていた記憶が少しあります。

<ちょっと解説です>

  • 「1423の法則」→マークシート試験の解答が1、4、ときたら次は2、その次が3の可能性が異常に高いという昭和時代の迷信
  • 「三連続同選択肢無しの法則」→読んで字の通り、2、2、ときたら次は2だけは来ないという、これまた昭和時代の迷信

(社労士試験をなめていた私がその後、痛い目にあった話と、新たに身につけた受験テクニックはまた後日)

そして苦節三年。無事、試験に合格しました。
>> 社労士試験の合格体験記「いつか受かるから、あきらめない」

そして合格後、即登録。もちろん「その他登録」!

受かりこそしたものの私は会社員。
会社を辞めて独立開業!なんて気はさらさらなく、関連する業務にも就いていない私には、「その他登録」の一択です。
>> 勤務社労士にならない3つの理由。私が中小企業に勤めているからです

そして今日へと繋がっています。

(追記:平成30年、その他登録6年目となりました!)
>> 6年目に突入!私の「その他登録」社労士生活は、まだまだ続きます!

(追記:平成31年、その他登録7年目となりました!)
>> ついに7年目。いつまで続くのか私の「その他登録」社労士生活


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