寿命が分からないから計算できない。定年まで働く?老後も稼ぐ準備?
最近まで私は、働いて貯めたお金と年金とで、余生をのんびり過ごすことを夢見ていました。
定年まで目いっぱい働いて、出来るだけ稼ぎ、無理をしない範囲でお金を貯める。そうして貯めたお金を取り崩しながら、年金と合わせて今と同じレベルの暮らしを維持する・・・
・・・そんな老後を楽しみにしていました。
あまり元気ではない私のことです。そんなに長生きはしないでしょう、でも、そんなことはわかりません。
うっかり(?)長生きしてしまい、貯えを使い切ってしまう可能性があるのなら、今のうちに出来ることはしておかなければなりません。
早期退職なんて夢の夢、かもしれません
「定年まで目いっぱい働いて」などと、きれいごとを言いましたが、本当は会社に行かなくていいのなら行きたくはありません。
早期退職して、のんびり暮らしたい、早く隠居したいというのが本音です。
そのために、「平均寿命まで生きるとして・・・」と、老後のシミュレーションを繰り返してきました。
平均寿命以上に生きる可能性を、意識的に無視してきました。
私の老後生活設計の、その前提が崩れてしまったようです。
などと考えてながらも、当たり前のように会社に通い、日々賃金を稼ぎます
これが実は、現時点でのベストの選択です。
・いつまで働けばいいのか分からないから、定年まで働く
・いくら貯めればいいのか分からないから、定年まで働く
そうして早期退職などという夢なんか見ないで、目いっぱい働くのが最善の選択なのは分かっているつもりです。
何か、良いアイディアが浮かぶまでは、会社を辞めるという選択など、怖くてできません。
・年金を積み上げるために、働き続けます
・蓄えを増やすために、働き続けます
そうやって働き続けながら、他の可能性もあきらめずに探しましょう。
なぜなら定年まで働いている時間より、その後の時間の方が長い可能性が高いのです。
その後の時間、「老後」を楽しむために、定年まで働いている場合ではないかもしれません。
老後も何らかの収入を得るのが一番、それならば準備を始めなければならない
老後も働くために、その準備は早ければ早いほどいい。
歳を重ねるごとに再就職は難しくなり、起業する気力も体力も落ちていきます。
それは理解できるのですが、早期退職によって失う収入はあまりに大きいのです。
・年収が半分になるのであれば、倍の年月働かなければいけない
・年収が1/3になるのであれば、3倍の年月働かなければいけない
考えても考えても、早期退職をする勇気は湧いてきません。
結局、いつか覚悟を決めなければならないようです。
収入を得ようが得られまいが、入ってくる収入だけで生きていく
実は、「今の生活レベルを維持する」という考えに無理があります。
収入が減ったら、その収入で生活するしかありません。
最低限いくらあれば楽しく生活できるかを把握し、それを目指すのが正しい考え方です。
そのためには、生きている限り得られる年金がベースになります。
・年金だけで生活できるレベルを目指し、生活を見直す
・年金だけでは足りない部分を、蓄えを取り崩して補う
・働いて収入を得ることができれば、楽しみに使う
「生活を見直す」という新しい作業が加わりました。
年金だけで暮らせるように、生活を、まずは見直しましょう
これができれば、すべては解決です。
長生きしても、安心です。
こんなことを夢見ながら、今日も頑張って働き続けます。
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