社労士などの個人事業主の職印。角印は21mm角、丸印は16.5mmがおすすめ
個人事業主なら一度は持ちたい屋号の入ったハンコ。
社労士などの士業なら、職印とか職業印とも言います。
デザイナーやプログラマーでも屋号を名乗るなら、角印はあった方が便利です。
領収書や請求書に押すとカッコいいし、「ちゃんとしたところ」とも思ってもらえます。
しかし気を付けたいのは、そのサイズ。
分不相応に大きくては偉そうですし、それで気分を悪くする相手もいるかも。
・・・断言しておきます!
よほどの事情がない限り、角印は21mm角、丸印は16.5mmがおすすめです。
私ももちろん、このサイズです。
>> 職印も作ってしまいました。丸印と角印、使う予定はありませんが
ちょっと見てや~。これはいくら何でも失礼ちゃう?
先日、勤めている会社で、役員さんが笑いながら私に手渡しました。
見てみるとそれは売買契約書。
新しい取引を始めるときに交わすものです。
家族経営のような小さなお会社に、仕事を発注する予定です・・・が。
この相手方のハンコがやたらとデカい
売買契約書というものは、だいたいこんな流れです。
- 甲(この場合、私の勤める会社)が注文して、乙(相手)が物を納める
- 甲は、乙に代金を支払う
- 契約内容に納得したら最後のページに、甲、乙の順に記名捺印
この記名捺印というのは、社判(住所+会社名+代表者名のゴム印)と丸印(代表印)を押すのがふつうですが、角印まで押すこともよくあります。
この記事のトップにある画像みたいな感じですね。
これが契約書の最後のページに、上に甲、下に乙、と仲良く並ぶことになります。
しかしこの契約書に押してある、乙(相手側)さんのハンコ、
角印がやたらとデカくて、丸印もこれまたデカい。
このハンコとつり合うようになのか、社判もデカいうえ、文字も太くて仰々しい書体。
その上に位置する発注側であるはずの甲(勤めている会社)のハンコ、
並べてみるとやたらと貧相で、思わず私も笑ってしまいました。
仕事柄、いやになるほど契約書を見てきましたが、あんなのは初めてでした。
みなさんにお見せできないのが何とも惜しいw。
個人事業主が契約をするときは、もちろん「乙」です
私は今までに、何百通(四桁いくかな?)という契約書を見てきました。
買う側、売る側、機密保持に業務委託・・・。
一部上場企業から個人事業主まで、いろいろなハンコを見てきました。
標準サイズは、角印が21mm、丸印は16.5mmか18mmです。
超有名大企業でも、大きくなんてありません。
(官公庁は大きかったりしますw)
こんなところで偉そうにしても、何もいいことはありません。
へりくだる必要もありませんが、大きすぎてはいけません。
ハンコ屋さんの、「最近は縁起を担いで大きめのサイズをお選びいただく方も多いですよ~」などという甘い言葉に乗ってはいけません。
大きくてもいいのは、国のハンコ(国璽(こくじ)といいます)と天皇のハンコ(御璽(ぎょじ))だけです。
これらは、ものすごく大きいのです。
実物を見たことはもちろんありませんが、90mm角(9センチ角)もあります。
※こちらの記事を参考にしました。
県社労士会や協同組合で買えるハンコの「小さい方」を選ぶ
社労士なら、所属する県社労士会や協同組合でも職印が購入できます。
ネットよりも、だいぶお高いですが。
県会によっても違うかもしれませんが、2種類のサイズを選べます。
- 角印は、21mm・24mm
- 丸印は、16.5mm・18mm
迷ったら、すなおに小さい方を選びましょう。
朱肉が小さい。いつかは買わなきゃですね。
ここでまた、小さな問題が発生しました。
この記事を書くために、角印を押そうとしたところ
・・・朱肉が小さい
写真では分かりにくいかもしれませんが、私の家の朱肉では、角印がはみ出してしまいます。
これは、百均(たぶんダイソー?)で買ったやつでしたか。
いつかはちゃんとしたものを買いますね。
(追記)買いました!・・・ようやく見つけました。
>> ついに見つけた携帯できる角印用朱肉。21mm角の角印にピッタリ!
あと、印鑑ケースもそろそろ何とかしなきゃいけませんね。
>> 職印を入れる印鑑ケース。事務所印も一緒に入れるのか持ち歩くのか?
その後、印鑑ケース探しは一歩前進しました。
私のハンコたち、いい感じに収まっていますw
>> 私の社労士セット、道具箱。小さいカンカンに社労士のすべてが収まる
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こんばんは、いつも参考にさせていただいています。
社労士会で購入できるのですね。
事務指定講習が終わり、いよいよ『その他登録』に向けて準備していきたい、という状況です。
面接指導過程で メリット印 の話があり、すぐに使わないにしても欲しいなぁと思いましたが、色々売っているんですね。
これからも参考にさせていただきます。