FAXは、送りたいけど受けたくない。便利だけどジャマな機械
事務所にFAXは必要か?
先日、今年開業される予定の社労士さんからコメントをいただきました。
ご自宅の一室を事務所にされる予定とのことですが、FAXをどうしようか考えられているそうです。
ちなみに、こちらの記事へのコメントですw
>> 開業直後の個人事業主に事務所は不要。それでも借りたい。家の近所に
だれ宛てに送ろうか?・・・なんて考えなくていいFAX!
FAXという機械、なかなか便利なものです。
ビジネスの世界では、今も現役でバリバリ使われています。
- 臨時休業や夏季休業のお知らせ
- ゴールデンウィーク期間中の営業時間のお知らせ
- 訃報(誰かが亡くなったときの通夜と葬儀の日程と場所)
「バリバリ」は言い過ぎでしたねw
こういったものは、取引先に案内しておく必要はあるけれど「だれ宛て」に送るといったものではありません。
だいたい担当者がだれなのか分からないことも多いですし、メールで個別に送るのも大変です。
とりあえずFAXしておけば、必要な人は見るでしょう。
ちゃんと送りはしましたから、後から「何で連絡くれなかったんだ!」と怒られることもありませんw
相手に「紙」が残るはず。ちゃんと送れたことも分かる「安心感」
メールがあるからFAXなんて、もういらない?
そんなことはありません。
仕事をしていると、メールが一日何十通届くやら。私用で休んだ翌朝なんかは泣きそうになります。
どうでもいいメールに、いちいち「Cc:」を付けるんじゃない!
しかもそんなメールはだいたい、全文を引用しての「全員に返信」をひたすら繰り返す。「承知しました」「よろしくお願いします」なんてやり取りは、私の知らないところでやってくださいお願いします。
これが重たい添付ファイルが付けっぱなしだと、さらに泣けます・・・という話はまたにします^^;
さきほどFAXの例として挙げた「お知らせ」が、そんなメールの山に埋もれているのを見つけると悲しくなります。
その「お知らせ」を、プリントアウトして掲示したり、関係部署に転送したり。
FAXしてくれていたら、何もしなくて済んだのに・・・。
そもそも、常時パソコンとにらめっこしているわけではありません。
私がたまたま休んでいたら、どうするんですか!
FAXのいいところは、まだまだいくらでもありますよw
メールのように、後からエラーが返ってきてあわてることもありません。
相手側FAXのメモリーに入っていても「紙切れで印刷されない」という事態はありますが、少なくともこちらから「送信完了」したことは分かります。
送信完了という「安心感」
義務を果たした「達成感」
こっちはちゃんとしましたよ。という自分勝手な気分が大切ですw
少し意味合いが違いますが、「今月の支払額のお知らせ」もFAXでよく届きます。
会社名で請求書が来るから、会社宛てに連絡しているのでしょうね。
「担当者が分からなくても送ることができる」、これはFAXの大きなメリットですw
それでも私はFAXを置かない。間違いFAXとダイレクトメール?で、紙だけなくなる
などなどとFAX礼賛を続けてきましたが、私個人としてはFAXなど必要ありません。
十数年前、家庭用FAXなるものが急速に普及したとき、私も買いました。
何を送る?・・・何も送りません。
何か届く?・・・何も届きません^^;
家庭での使い道は、ありません。
そんなある日、どこかの企業が間違えて私の自宅のFAX番号を登録したらしく、見覚えのない注文書などがいきなり数十枚。
一日にして紙がなくなりました。
FAXなんて年に1回送るかどうか。それならコンビニでいい
会社のFAXでも毎日何かは届きますが、融資とかセミナーとかのダイレクトメールばかりです。
「とにかくだれでもいいから見て!」というときには便利なFAXですが、私の事務所は私ひとりです。
メールで十分です。
めったに使わないFAXを、置いておく余裕はありません。
送るだけならコンビニで十分ですからね。
送る側としては相手に持っていて欲しいけど、送られる側としては無くても大丈夫。
ダイレクトメールのために、紙を消費する気にもなりません。
「FAXですか? ありません」と言えば、向こうで何とかしてくれます。
ということで、私の事務所にはFAXを置きませんw
そんなことより、ちゃんと事務所を借りられるのか?
借りたとして、電話回線を引く余裕なんてあるのか?
FAXの問題なんて、二の次三の次でしたね^^;
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