簡単仕訳帳に預金口座と総勘定元帳をプラス。これで会計だけは完璧!
開業社労士は、個人事業主です。
個人事業主なら日々の経理や確定申告まで、ひとりでやらなければなりません。
もともと会計ソフトなんかを導入する気はありません。
定年後の開業、しかもガンガン営業する気もありません。
それなら売上なんて、たかが知れています。
それなら経理なんて、エクセルだけで十分です。
>> 複式簿記を始めよう!副業以下の「事業ごっこ」ならエクセルで十分?
そんな私が出会ったのが、【「簡単仕訳帳」でトクする青色申告】という本です。
この本では、個人事業主は事業用のサイフを持つ必要はない。
入金も出金もすべて、事業主さん個人が勝手にやってくれる。
個人事業の会計に、現金も預金も買掛金も売掛金もいらない。
専門用語で言えば、すべて「事業主勘定」で済ませるという画期的な方法です。
あまりに簡単すぎるから。普通預金残高くらいは知らないと
私はこのまま「簡単仕訳帳」を使い続けるつもりでした。
>> 「簡単仕訳帳」が本当に簡単。気楽な個人事業主なら会計ソフトはこれ
ひとつだけ気になっていたのは、
「本当にこれで、青色申告特別控除65万円が受けられるのだろうか」
ということです。
「使っていますよ~」という声は聞きますが、
「65万円の控除です」という話は知りません。
青色申告会で、「この方法でやってもいいですか?」と聞かれた方がいました。
「これでは複式簿記の意味がなくなるんじゃないかな?」と言われたそうです。
この本を書かれた方や、直接指導を受けた方なら、
「いやいやさすがは先生、確かにおっしゃる通りですなw」
と言われて、そのまま通してもらえるのかもしれません。
でも私みたいな素人では、税務署の担当者次第でどうなるのかわかりません。
「前例がないからこれでは困る」と言われたら、言い返す言葉はありません。
それよりも何よりも、困ったことがありました。
せっかく事業用の口座を作ったのに、残高がわからないと困りますね
複式簿記で記帳するのは、青色申告特別控除だけが目当てではありません。
もっとも私は、最初はそれだけが目当てだったのですがw
せっかく事業用の口座を作ったのに、その残高が通帳記帳するまでわかりません。
>> フライング気味に事業用口座を作りました。個人事業主なら信用金庫!
これでは本末転倒です。
複式簿記は本来、事業の状態を正確に把握するために行うもののはずです。
「個人事業主は事業用のサイフを持たない」とすれば、確かに記帳は簡単です。
でも私はすでに、事業用の口座を作っています。
それならそれで、口座残高はリアルタイムに把握したい。
売上はもちろん、売掛金も未払金もちゃんと把握したい。
・・・ということで、簡単仕訳帳に普通預金をプラスしましたw
それならいっそ、「総勘定元帳」も作りましょう
複式簿記では、「仕訳帳」と「総勘定元帳」の二つが主要簿とされています。
「簡単仕訳帳」では、「総勘定元帳」が簡略化され省略されているのも気懸りでした。
・・・ということで、簡単仕訳帳に「総勘定元帳」もプラスしましたw
これで私の会計システムは、エクセルだけで完結しそうです。
まだまだ改良の余地もありますが、何とかなりそうです。
青色申告特別控除のために、イヤイヤ複式簿記をするのではありません。
日々の入出金や財務状況を正確に把握する仕組みが、できつつあります。
後はちゃんと開業して、売上を増やすだけなのですが・・・。
あいかわらずどうでもいい所から、着々と開業準備は進んでいますw
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こんばんは。池田です。
着々と準備が進んでいますね。
個人事業だと全部自分でやることになりますね。
「「簡単仕訳帳」でトクする青色申告」、読んでみたいと思います。
確かにエクセルでほとんどのことはできてしまいますね。
当然ブログ全部を読みきれていませんが、
大変参考になっています。ありがとうございます。
また、コメントさせていただきます。
よろしくお願いします。