給料もらってサラリーマン。社労士目線で会社の中から労務問題を見る
私は会社勤めのサラリーマン、給料をもらって暮らしています。
社労士にあこがれて勉強して、社労士試験に合格しました!
ここまでは、良くある話ですね。
ここからは、たぶん三択です。
- 勤めながら登録して、勤務社労士として活躍
- 思い切って退職して、開業社労士で独り立ち
- 社労士登録せずに、だまって会社員を続ける
まずは登録するかしないか、ですね。
私は登録する道を選びました。
でも会社には、社労士登録したことは言っていません。
社労士試験に挑戦していたことを、知る者もいません。
そうなのです。
私は勤務社労士でもないのに、会社員をしながら社労士登録している、「その他登録の社会保険労務士」なのです。
>> 勤務社労士にならない3つの理由。私が中小企業に勤めているからです
- 勤務社労士ではないので、会社のために社労士業務をしていません
- 勤務社労士ではないので、社員のために役立つこともしていません
- 顧問社労士でももちろんないので、報酬なんかももらっていません
普通のサラリーマンとして働きながら、心は社労士です。
社労士目線で会社の中から、いろんな労務問題や労働環境を巡る法整備などを見ています。
これはこれで毎日が楽しいものです。いろいろなものが見えてきます。
こんな記事を書いています。
新しい記事は下に下にと追加されていきます。
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「社労士資格を履歴書に書いたら面接で落とされた」という話が昔ありましたが・・・
正確には「社労士になることができる資格」ですね。
要は、社労士試験合格したということです。
確かこの話は、
- 履歴書に社労士資格を書いたら書類選考が通らない
- 面接まで行けても必ず落とされる
- 「社労士資格」=権利を主張する面倒なやつと思われた?
- 社労士資格を隠して履歴書を書いたら就職できた
こんな流れだったと思います。
分からないでもありません。
確かに、ネットが何かで見た中途半端な知識を振りかざして、会社に対して食い下がるような社員も居ることは居ます。
それでも「社労士資格を隠して履歴書を書いたら就職できた」というのは、言い過ぎだと思っています。
ちゃんと社労士試験を受けた動機を説明できて、それをどのように生かそうとしているかを語ることができれば、プラスにこそなれ、これで落とされることはないと思います。
そもそも社労士試験に受かっただけでは、何もできません。
労働環境の改善、働き方改革、どれもこれからですね。
労働環境が厳しい企業は「ブラック企業」などと呼ばれ、世間から非難される時代となりました。
ほんの一部の企業を除き、どこも労働環境の改善に一生懸命取り組んでいます。
しかし今までの慣習や、その企業が置かれている立場もさまざまで、なかなかすぐにとはいきません。
法に違反する行為は問題外ですが、どの企業もグレーゾーンと呼ばれるあいまいな部分を、少しでも改善するよう努力しています。
会社の中から社労士目線で見てると、日本の未来は明るいような気がします。
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