独学のための市販本はどれがいい?定番のおすすめ3パターンを厳選!
公開日:2017-12-05 09:52:02
3級知的財産管理技能検定は、独学で十分に合格が可能です。
そのためには、テキストと呼ばれる市販本をひと通り理解することが大切です。
実際に本屋さんに足を運んで、自分で気に入ったものを買えばいいのですが、知財技能検定も年月を重ね、ある程度定番とも言える市販本が確立されています。
もちろん、こちらで紹介するもの以外でも大丈夫ですので、自分に合ったテキストと勉強法を選びましょう。
定番の市販本3パターン。目的と好みに合わせて選びましょう
1.基本からしっかり学びたいなら、もちろん「公式テキスト」 2.何はともあれ試験合格を目指すのであれば「問題集を中心」 3.ある程度の実務経験や基礎知識があるなら「一冊で完結を」1.基本からしっかり学びたいなら、もちろん「公式テキスト」-新しい試験範囲に対応!
知的財産管理技能検定 3級公式テキスト[改訂9版]
知的財産教育協会(編集)
新しい試験範囲に対応!、2018年7月試験からの受検対策に。
この知財技能検定には、厚生労働大臣からの指定試験機関である「一般社団法人知的財産教育協会」が編集している「公式テキスト」があります。
公式テキストがある試験においては、それを利用するのが一番確実です。
公式テキストに載っていないことは、試験に出ないと思っても間違いではありません。
そもそも、「3級知財技能士たる者、これだけは知っていてほしい」という内容を試験機関がまとめて、それをちゃんと理解しているかを問うつもりで試験を作っているのです。
本の内容も初学者を十分意識しており、豊富なイラストや事例でを用い、興味深く学習できるように工夫されています。
どれにしようか迷ったら、これを選んでおくのが無難です。
特に今後、2級1級とステップアップを考えられているなら、この公式テキストから入ることをおすすめします。
もちろん、最新の法改正にも対応しています。
※2018年7月より試験範囲が変更されます。いち早く対応した公式テキストなら安心です。
また、この公式テキストと連動した問題集も発売されていますので、そちらも併用すれば万全でしょう。
知的財産管理技能検定 3級厳選過去問題集(2018年度版)
アップロード 知財教育総合研究所(編集)
2.何はともあれ試験合格を目指すのであれば「問題集を中心」
知的財産管理技能検定(R) 3級学科スピード問題集 2018年度
知的財産管理技能検定(R) 3級実技スピード問題集 2018年度
TAC知的財産管理技能検定(R)講座(編集)
いきなり問題集というと不安に思われる方もいらっしゃると思いますが、初学者の方でもこの2冊だけで合格されている方がたくさんいらっしゃいます。
問題の後にしっかりした解説がありますので、問題を解いていくうちに実力が付いていきます。
社会人であれば、章の始めにあるイントロダクションと一般常識だけで解ける問題もありますし、何といっても問題を解くことに慣れておくことが試験本番では重要です。
合格までの勉強時間は、この方法が一番短くて済む可能性が高いようです。
また、体系的に知識を整理するのであれば、同じシリーズのテキストも販売されています。
知的財産管理技能検定(R) 3級スピードテキスト 2018年度
TAC知的財産管理技能検定(R)講座(編集)
3.ある程度の実務経験や基礎知識があるなら「一冊で完結を」
らくらく突破 改訂新版 知的財産管理技能検定3級 合格教本
岩崎 博孝(著)
ある程度の実務経験や基礎知識がある方なら、市販本を買わなくても過去問だけで十分合格は可能です。
しかし、経験者ゆえの「勝手な解釈」や「思い込み」などもあるかもしれませんし、せっかく技能検定を受けるのであれば、この機会に何か1冊を通して読むことをおすすめします。
この本は初学者向きに書かれており、初めて知的財産に触れる方でもこの1冊で十分合格が可能な内容です。
経験者の方の、知識の整理に確認にもちょうどいい分量です。
私も、この本を利用しました。
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