3級(管理業務)試験科目と範囲は広いが大丈夫。浅く薄く軽くでOK!
検定3級の試験科目、その範囲は、とってもとっても広いのです。
そのすべての範囲を理解し、覚えようと思っても、まず無理です。
そんなことができるなら、弁理士試験に挑戦しています!
3級知財検定に合格するなら、関連法規のうち重要ないくつかを、「浅く」「薄く」「軽く」理解するだけで大丈夫です。
具体的な試験科目と範囲は、公式ホームページに載っています。
本当に、この資格と試験に関する公式ホームページは充実していて助かります。
>> まずは公式ホームページをチェックしよう。基礎知識はここだけで十分
知的財産管理技能検定ウェブサイト
http://www.kentei-info-ip-edu.org/
公式ホームページに行って、「ホーム > 試験実施要領」と進みます。
「試験の科目・範囲」から「3級(管理業務)試験科目及びその範囲の細目」というPDFファイルを読むことができます。
でも、別に見なくても大丈夫。
下手に見てしまったら、むずかしく感じてしまうかも。
試験範囲が、むずかしそうな言葉で7つ書いてある。でも結局は、関係法規のいくつかだけを勉強すれば大丈夫
こんなことを書くと、身も蓋もないのですが・・・
知財技能検定3級(管理業務)の「試験科目及びその範囲」として挙がっているのは、下に書いた7つです。
実技では、このうち「7」がなくて、「1~6」だけです。
- 試験範囲1.ブランド保護
- 試験範囲2.技術保護
- 試験範囲3.コンテンツ保護
- 試験範囲4.デザイン保護
- 試験範囲5.契約
- 試験範囲6.エンフォースメント
- 試験範囲7.関係法規
「実技では7がない? そうか、実技は関連法規が問われないんだぁ!」
と喜ぶのは、早合点というものです。
直接問われることがないだけで、ほぼすべての問題を解くのに関連法規の知識が必要です。
その中の、一部だけですけれど・・・
「ブランド保護」に「技術保護」などその範囲は広大です。「契約」や「エンフォースメント(法律の執行)」などと言われると、めまいがしてきますが
これらの試験範囲、すべてをきわめようと思うと、その勉強範囲も膨大です。
どの内容も、新しい保護の取り組みを様々な団体で行っていたり、また新しい論点もどんどん出てくる最先端の学問ばかりです。
でも大丈夫。
過去の試験問題(過去問)を見ていただければわかります。
>>?知財技能検定3級の勉強法を決めるために。今の実力を過去問で知ろう
そんな最先端の深い問題なんて出てきません。
公式ホームページには、3回分の過去問が置いてありますので、心配な方は一度見てみましょう。
知的財産管理技能検定ウェブサイト
http://www.kentei-info-ip-edu.org/
ホーム > 試験実施要領 > 過去問題 と進めば過去問を開くことができます。
結局、関連法規のうちの重要ないくつかを、「浅く」「薄く」「軽く」理解するだけで合格できます
ただし、関連法規といえば、もちろん法律です。
法文なんていうものは、おもしろいものではありません。
難しい専門用語がずらずら並び、簡単に心が折れてしまいます。
ここは、法律を覚えるとは考えずに、「仕事上や生活上での必要な決めごとを知る」くらいに、軽~く考えましょう!
- 商標法という法律の勉強でなく、「ブランド保護」のための決まりごとを覚える。
- 特許法という法律の勉強でなく、「技術保護」のための制度や取り決めを覚える。
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などなど、「浅く」「薄く」「軽く」考えましょう!
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