3級知財技能士徹底ガイド せっかく取った国家資格。 役に立たせる!何かに使う!

3級(管理業務)試験科目と範囲は広いが大丈夫。浅く薄く軽くでOK!

最終更新日:2024年4月30日 18時41分

検定3級の試験科目、その範囲は、とってもとっても広いのです。

そのすべての範囲を理解し、覚えようと思っても、まず無理です。
そんなことができるなら、弁理士試験に挑戦しています!

3級知財検定に合格するなら、関連法規のうち重要ないくつかを、「浅く」「薄く」「軽く」理解するだけで大丈夫です。

具体的な試験科目と範囲は、公式ホームページに載っています。

本当に、この資格と試験に関する公式ホームページは充実していて助かります。
>> まずは公式ホームページをチェックしよう。基礎知識はここだけで十分

知的財産管理技能検定ウェブサイト
http://www.kentei-info-ip-edu.org/

公式ホームページに行って、「ホーム > 試験実施要領」と進みます。

「試験の科目・範囲」から「3級(管理業務)試験科目及びその範囲の細目」というPDFファイルを読むことができます。

でも、別に見なくても大丈夫。

下手に見てしまったら、むずかしく感じてしまうかも。

試験範囲が、むずかしそうな言葉で7つ書いてある。でも結局は、関係法規のいくつかだけを勉強すれば大丈夫

こんなことを書くと、身も蓋もないのですが・・・

知財技能検定3級(管理業務)の「試験科目及びその範囲」として挙がっているのは、下に書いた7つです。

実技では、このうち「7」がなくて、「1~6」だけです。

  • 試験範囲1.ブランド保護
  • 試験範囲2.技術保護
  • 試験範囲3.コンテンツ保護
  • 試験範囲4.デザイン保護
  • 試験範囲5.契約
  • 試験範囲6.エンフォースメント
  • 試験範囲7.関係法規

「実技では7がない? そうか、実技は関連法規が問われないんだぁ!」
と喜ぶのは、早合点というものです。

直接問われることがないだけで、ほぼすべての問題を解くのに関連法規の知識が必要です。

その中の、一部だけですけれど・・・

「ブランド保護」に「技術保護」などその範囲は広大です。「契約」や「エンフォースメント(法律の執行)」などと言われると、めまいがしてきますが

これらの試験範囲、すべてをきわめようと思うと、その勉強範囲も膨大です。

どの内容も、新しい保護の取り組みを様々な団体で行っていたり、また新しい論点もどんどん出てくる最先端の学問ばかりです。

でも大丈夫。

過去の試験問題(過去問)を見ていただければわかります。

>>?知財技能検定3級の勉強法を決めるために。今の実力を過去問で知ろう

そんな最先端の深い問題なんて出てきません。

公式ホームページには、3回分の過去問が置いてありますので、心配な方は一度見てみましょう。

知的財産管理技能検定ウェブサイト
http://www.kentei-info-ip-edu.org/

ホーム > 試験実施要領 > 過去問題 と進めば過去問を開くことができます。

結局、関連法規のうちの重要ないくつかを、「浅く」「薄く」「軽く」理解するだけで合格できます

ただし、関連法規といえば、もちろん法律です。

法文なんていうものは、おもしろいものではありません。

難しい専門用語がずらずら並び、簡単に心が折れてしまいます。

ここは、法律を覚えるとは考えずに、「仕事上や生活上での必要な決めごとを知る」くらいに、軽~く考えましょう!

  • 商標法という法律の勉強でなく、「ブランド保護」のための決まりごとを覚える。
  • 特許法という法律の勉強でなく、「技術保護」のための制度や取り決めを覚える。

などなど、「浅く」「薄く」「軽く」考えましょう!

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